セルフホワイトニングの特徴とは?効果を維持する方法もご紹介
2021/08/28
セルフホワイトニングとは
セルフホワイトニングとは、自分でホワイトニングを行うことです。歯医者さんにしてもらうホワイトニングは、オフィスホワイトニングといいます。
自分で行うセルフホワイトニングには、大きくわけて以下の2種類があります。
・自宅で行うもの
・サロンや専門店で行うもの
自宅で行うセルフホワイトニングも、サロンや専門店で行うセルフホワイトニングも医療行為には当たりません。そのため、どちらも保険対象外となっています。
セルフホワイトニングは医療行為ではないので、歯医者さんが扱う薬剤や機器は使えません。ではセルフホワイトニングは、どのようにして歯を白くするのでしょうか。
セルフホワイトニングの特徴・メリット
セルフホワイトニングと歯医者さんでしてもらうホワイトニング(オフィスホワイトニング)の違いは、目指す白さに違いがあります。
歯医者さんでは、過酸化水素を使ってホワイトニングを行います。
過酸化水素は歯医者さんが使える薬剤です。過酸化水素を使うと、本来の歯の色以上に白く漂白する効果があります。
一方で、過酸化水素を使えないセルフホワイトニングは、歯の表面の汚れのみを落として、歯を本来の色に戻す効果があります。
具体的には、セルフホワイトニングは、エナメル質(歯の表面の部分)の外に付いている汚れを浮かせるイメージです。
セルフホワイトニングでは、自身ですべての施術を行うため、ホワイトニングの効果は個人差が大きいといわれています。また、サロンや専門店、商品によって費用も異なります。
しかし、セルフホワイトニングはオフィスホワイトニングよりも費用がかからないため、ホワイトニングを続けやすいといえるでしょう。
また、痛みが出にくいのも当店のセルフホワイトニングの特徴のひとつです。
セルフホワイトニングの種類
セルフホワイトニングには、自宅で行うものとサロンで行うものの2種類にわけられます。
それぞれの違いについてご説明しましょう。
自宅でのセルフホワイトニング
自宅で行うセルフホワイトニングにはさまざまな方法があります。たとえば、歯を白くするために自宅で市販の歯磨き粉などを使用することも、セルフホワイトニングに当てはまるでしょう。
自宅でのセルフホワイトニングには、以下のような方法があります。
・ホワイトニング用の歯磨き粉
・歯のマニキュア
・歯の消しゴム
・液剤を使ったマウスウォッシュ
・その他市販品
かかる費用は数百円~数千円ほどで、気軽にはじめやすいものばかりです。
もうひとつ、自宅で行うホワイトニングとして、歯医者さんに通いながら行う「ホームホワイトニング」があります。
ホームホワイトニングは、歯科医院で専用のマウスピースを作り、自宅でホワイトニングを行います。歯医者さんの指導のもとホワイトニングを行うため効果は高いのですが、セルフホワイトニングよりも費用は高くなるでしょう。
サロンでのセルフホワイトニング
サロンで行うセルフホワイトニングは、1回の来院でホワイトニング(光照射)を複数回行います。回数はサロンによって異なりますが、3~5回のところが多いようです。
費用は1回3,000円~5,000円ほどかかります。
サロンでの基本的な施術の流れは、以下のとおりです。
カウセリング後、患者自身で歯磨きをする
1
歯の表面に薬剤を塗り、LED照射を行う
2
歯の薬剤を拭き取り、水で口をゆすぐ
3
2と3の手順を数回繰り返し、最後に歯磨き、口をゆすぐ
4
セルフホワイトニングの効果
セルフホワイトニングはどれくらいの効果があるのでしょうか。効果を実感できるまでの期間や過程についてご説明します。
歯の色の原因によって効果は変わる
セルフホワイトニングは歯の表面についた汚れを落とすため、飲食による着色やくすみなどには高い効果がありますが、歯の本来の色には効果はありません。
人の歯は、エナメル質の違いで本来の色が異なるため、元から歯が黄ばんでいる人や、加齢によって歯が変色した人に関しては、効果を実感できない可能性があります。
自宅でのセルフホワイトニングの効果
ホワイトニング用の歯磨き粉で元の歯の白さに戻すには、おおよそ数週間から数ヶ月など長期的に、毎日続ける必要があります。
ただ、茶渋やタバコのヤニが原因の黄ばみであれば、1回のホワイトニングで効果を実感することもあります。
歯のマニキュアは塗料を塗るだけのため、すぐに効果を実感できるでしょう。ただし、効果が持続するのは数時間~1日程度と限られます。
歯の消しゴムは、着色などの汚れであればすぐに効果が出やすいセルフホワイトニングです。ただし、研磨剤によって歯が傷つくことも考えられるため使用時には注意しましょう。
歯の着色汚れの度合いによって、効果を実感できる期間や回数は異なります。
サロンでのセルフホワイトニングの効果
サロンでのホワイトニングも、施術前の歯の色の状態や生活習慣によって効果を実感できる回数は異なります。
最低週1回のペースで、3~4回サロンに通う必要がありますが、喫煙する人や濃い色の飲食物を日常的に食べる人は、より時間がかかるでしょう。
セルフホワイトニングの効果の維持する方法とは?
セルフホワイトニングを行ったあと、その効果を維持する方法をご紹介します。
オーラルケアで効果を維持する方法
1
歯茎を傷つけないために、歯磨きはやわらかいブラシを使用しましょう。固い歯ブラシは磨いたつもりになっただけで十分に歯磨きができていないことがあります。
また、研磨剤の入った歯磨き粉は歯のエナメル質が削れてしまうため、避けたほうが無難です。
そのほかにも、歯周病になってしまうと歯茎が下がり、ホワイトニングをした部分としていない部分の差が見えてしまうので、歯周病にならないように気をつけましょう。
日常生活で効果を維持する方法
2
濃い色の飲食物は歯の着色汚れの原因になりやすいため、口にした後は水ですすぐか、または控えた方がホワイトニングの効果を維持できます。
逆に、牛乳などの乳製品は歯をコーティングしてくれるので、食事をする前に摂取するのもひとつの方法です。
食事の前に乳製品を摂取できない場合は、食事のあとにガムで唾液を分泌させて汚れを流すようにする方法もあります。
続けられる習慣で継続しよう!
セルフホワイトニングは効果を実感できるまで時間がかかる場合が多いため、ストレスなく続けることが重要です。
セルフホワイトニングは安価で自分のペースではじめられるものが多いので、自分に合ったやり方を見つけて継続していきましょう。
まとめ
セルフホワイトニングは、歯の表面についた汚れを落とすため、歯を本来の色に戻す効果があります。自宅で行う方法と、サロンに通って行う方法があり、費用は使用する商品やサロンによってさまざまです。
セルフホワイトニングは、歯の色の状態によって効果を実感できるまでの期間が異なります。自宅で行うセルフホワイトニングの場合は、数か月かかることもあるため、ストレスなく続けられる商品を選ぶことが重要です。
セルフホワイトニングで、本来もっていた歯の輝きを取り戻しましょう。